炊飯、具材の味付け、加熱・切込作業を経て盛付、そして検品・出荷に至るまで、すべての工程に妥協を許さない責任感が彩香の品質を支えます。
製造工程にはすべて徹底したルールが設けられ、記録をとる、文書を保管することで、安全性を確認・確保する仕組みを確立しています。
終業後の清掃、器具の洗浄においても細心の注意を払い、常に改善を図ることでより良い衛生管理体制を組み立てます。安心・安全を守るのが私達の第一の責務と位置づけ、従業員一人一人が彩香品質を守る主役です。
毎時90釜の能力を誇る炊飯室。隣の納米庫から送られてきたお米は一定量お釜に入り、自動洗米・浸漬されます。そのお釜は長い道のりを経てふっくらと炊きあがり、製造工程へ向かいます。炊き上がり状態の確認は日々行い、また季節やその年のお米の出来によっては炊飯条件を微調整し、納得のいくまでテストを繰り返します。
蒸気式の釜を6台設置。
煮る、茹でる工程にフル稼働しています。
投入する調味料は正確に計量し、加熱時間はレシピをしっかりと守って、常にブレのない製造を約束します。
ジェットオーブンを使用して焼くのは、魚・肉・野菜と様々。
それぞれ適正な温度・時間を何度もテストを繰り返し、おいしく安全に、美しい焼き色に焼き上げます。
食中毒の原因になる微生物を死滅させるため、彩香では具材を中心温度85℃以上まで加熱すると定めています。
測定後は温度と時間をすべて記録し、加熱担当者と品質管理課でWチェックを行っています。
連続式4層のシンクで野菜を殺菌・洗浄。
電解水を使用し、安全かつ完全に生野菜を殺菌洗浄します。根元や茎、葉裏など汚れが残りやすい部分は、目視で入念にチェックを繰り返したのち、ようやく盛付室に運ばれます。
デザート生地の焼成、カット、生クリームの生成などを担うクリーンルーム。少数気鋭のスタッフが、多種多様な仕込みを手際よく行います。積極的な大型設備の導入を推進しながらも、手作り感の繊細さ・温かさを大切に、スイーツ好きのスタッフが高品質のおいしさを作り上げています。
盛付は、ほぼベルトコンベアの流れ作業で行われます。それぞれの作業者が、担当の具材を正確に盛付け、見た目にも美しい商品に仕上げます。盛付スタッフが使用しているエプロン・腕抜き・手袋はすべて使い捨てになっており、汚染を防ぐために作業後は廃棄します。 おにぎりの製造ラインは、新潟コシヒカリおにぎり、手巻おにぎり、直巻おにぎりの3種を設置。中具の盛付や海苔巻きは手作業で行います。
10℃以下に温度管理された生野菜や各種具材を、正確かつ鮮度を落とさないようにスピーディーに盛付け、速やかに冷蔵庫に保管します。ベルトコンベアの流れに沿って、正しい計量、正しい盛付位置を遵守。米飯スタッフがブルーのエプロンに対して、ピンクのエプロンを使用することで区分を明確にし、交差汚染を防ぎます。
すべての製造ラインには金属探知機を設置して全数をチェック。
目視では確認できない万が一の異物混入も見逃しません。